【こだわりの逸品を全国展開 特産品EC】第252回 〈豆腐製品専門ECサイト「豆腐工房 ぬくもり畑」〉/”身体を気遣う豆腐の手土産”を製造販売

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中村富美夏氏

中村富美夏氏

 福岡県朝倉市、大平山の麓に実店舗を構える「豆腐工房 ぬくもり畑」。地元産の大豆と無添加にこだわった「豆腐の味噌漬」をはじめ、子どもからお年寄りまで安心して食べられる”身体を気遣う豆腐の手土産”を製造販売している。地域の新たな特産品を目指した商品開発、反応などについて、営業統括マネージャーの中村富美夏氏に聞いた。


◆こだわり・特徴

 発酵食品のよさを最大限に生かし、自然のうまみを届けることをテーマに、6年の歳月をかけて無添加の「豆腐の味噌漬」を開発。そこに至るまでには多くの課題があった。
 「豆腐の水分量が多いと腐敗する、漬け込み期間を変えてみたが絶妙な塩加減と滑らかさにならないなど、次々と問題が起きました。しかし、豆腐職人だからできる豆腐の味噌漬専用の豆腐と味噌を作り、試行錯誤を繰り返し、納得のいく商品が完成しました。添加物を使えば安定して大量生産が可能になりますが、私たちは体にやさしく、贈り物として手渡したくなる品を目指して商品作りをしています。豆腐の味噌漬は熊本が有名ですが、日本の豆腐店が減少するなか、新感覚の豆腐として福岡県朝倉市より発信していきます」
 ”豆腐の手土産”として、パッケージなどのトータルデザインにもこだわっている。
 「ロゴには昔ながらの豆腐屋のイメージを残し、高級感のあるネイビーをベースに、おしゃれでかわいいインパクトあるデザインに仕上げました。接待の手土産、お中元・お歳暮などでのご利用をターゲットに、パンフレットや箱、袋まで統一感を出しています。また、専属のデザイナーとホームページ会社の連携で、サイトデザインも統一感を出しています」


◆人気商品・売れ行き

 現在の主力商品は、「豆腐の味噌漬」「豆乳ドレッシング」、そして福岡大学「上り坂食品開発PJ」の学生との共同開発した「PATETOFU(パテトフ)」の3品だ。
 「パンに塗る豆腐・パテトフは、他の商品より幅広い20~60代の女性を中心に、自分用と手土産用のまとめ買いが多いです。TNC『ももち浜ストア』での紹介後は反響が大きく、テレQでの放送も決まっています。放送後はアクセス数、注文数が伸びるので、放送前に紹介される商品をトップページに移動して準備しています。メディア露出は認知度を上げるいい機会ですが、売り上げ的には一時的な効果にすぎません。ショッピングカートの設置、クレジットカード決済の追加などで、年々売り上げは伸びています」


◆今後

 安心して食べられる、日本の伝統食・豆腐製品を全国に発信するとともに、外国人にもアピールしていきたいと話す中村さん。
 「今後は、朝倉市の農家や企業とコラボ商品を開発し、新たな特産品作りと地域活性化を目指していきたいと考えています。また、東京オリンピックに向け、外国人観光客に日本の伝統食である豆腐をアピールしたいです。そのために、手土産として持ち帰っていただける商品を準備していきます」


〈運営会社概要〉
【運営】豆腐工房 ぬくもり畑
【開設時期】2016年9月
【スタッフ数】1人(運営は代行会社)
【ショップ形態】自社ショップ
【導入システム】─(名称不明)
【配送委託先】ヤマト運輸
 ※ネットショップ向けの卸については応相談

1日30セット限定生産の「豆腐の味噌漬」

無添加仕上げのヘルシーな「PATETOFU」

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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