【こだわりの逸品を全国展開 特産品EC】第144回 西陣織製品専門ECサイト「りんどう屋」/伝統工芸士として伝統守り、独自ブランドも発信

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佐々木英人氏

京都西陣に生まれ、幼い頃から機織りの音を聞きながら育ったという佐々木英人氏。「りんどう屋」では、自社工房で織った正絹織地を基本に、幅広いオリジナル商品を制作販売している。伝統工芸士として西陣織の伝統を守り、若手の育成も行いながら、独自ブランドの企画にも力を入れる佐々木氏に聞いた。

●思い
 西陣織の帯の生産は、職人の高齢化により生産が難しくなってきている。その現状から、伝統を守り、伝えることを一番に考えているという佐々木さん。
 「西陣の昔と今の状況を踏まえたうえで、両親から学んできた大切な技術を絶やさないために、この仕事を続けています。普段は織元からいただいた仕事を中心に帯を作っていますが、ネットショップでは、西陣織の技術を生かしたほかにはないオリジナルデザインの帯地や小物を制作販売しています」
 また、佐々木さんら伝統工芸士の呼び掛けで集まった仲間で、西陣織・若手織手育成プロジェクトを立ち上げた。
 「伝統産業全体にいえることですが、出来高制の職人が若手職人を育てるのは難しいのが現状。そこで昨年、新ブランドを立ち上げ、『りんどう屋』とは別にネットショップ『ごのみ 京都西陣』を開設、百貨店催事・イベントなどでも販売しています。その売り上げから、職人育成の費用を拠出しています。こちらでは若い人をメーンターゲットに、手軽に普段使いできる商品を展開しており、20~50代まで幅広い方にご利用いただいています」

●人気商品・客層
 「りんどう屋」の魅力はフォーマルな本袋帯から個性あふれる小物まで、普段着物を着ない人も「すてきだな、おしゃれだな」と感じる商品ラインアップ。

(続きは、「日本ネット経済新聞」7月28日号で)

表地は正絹100%の「西陣織 ハンチング帽」

「西陣織 正絹 京袋帯 唐草白猫・金茶」

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。


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