【こだわりの逸品を全国展開 特産品EC】第169回 メダカ専門ECサイト<大分めだか日和>/質の良いメダカにこだわり、海外からの問い合わせも

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山道義則氏

山道義則氏

 大分県佐伯市でメダカの飼育・販売を行う『大分めだか日和』。水と空気がきれいな土地のメリットを生かした質の良いメダカ、美しい改良メダカにこだわり、国内のみならず海外からの問い合わせもあるという。ホームページやSNSを通した顧客同士の交流で集客が増えている現状などについて、代表の山道義則氏に聞いた。

●こだわり・商品の特徴
 数年前からブームの改良品種メダカを趣味で飼育。品種・数ともに増えたことから、ネット販売をスタート。
 「ブームにより現在はネットでも簡単に購入できる改良メダカですが、オークションや格安店では質の低いものも出回っています。当店では、手間がかかってもしっかりと良いメダカを選別し、『価格以上の質の良さ』とご満足いただけるよう心掛けています。水のきれいな大分の田舎ですので、飼育水に気を使うことが少ないのが利点。また、稚魚のときから栄養満点の餌、ミジンコやゾウリムシなどの活餌を与えており、元気に育っています。はやりのラメメダカは人気が高く、中でも自慢の品種は『美月三色メダカ』。バランスよく色が散った非常に美しいメダカですが、写真では美しさが伝えきれないのが残念です」

●客層・サイト作り
 設備投資が少なく飼育が比較的簡単なメダカは幅広い世代に人気だが、このショップは海外からの問い合わせも多いのが特徴だ。
 「海外販売は実現できていませんが、当店はフェイスブックの認知度が高く、観賞魚飼育の盛んなドイツやイタリア、アメリカ、中国などから問い合わせがきます。また、有料広告を行っていないため、お客さまはホームページやブログ、フェイスブックを見てご注文される方が中心。サイトでは飼育に関するコンテンツを多数用意しており、とても助かるとの声を多くいただきます。サイト作りのこだわりは、とにかくお客さまに楽しんでいただき、役に立つ情報を提供すること。 
(続きは、「日本ネット経済新聞」4月13日号で)

「美月三色メダカ」をはじめ二色、三色メダカは高い人気

澄んだイエローと背中のシルバーが美しい「菊姫メダカ」

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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