【こだわりの逸品を全国展開 特産品EC】第502回 <モツ煮専門ECサイト「雷太郎」> 自家製ジャンソースが「ごはんのお供」と話題、売上増に(2025年6月26日号)

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ジャンもつ煮(黒)

ジャンもつ煮(黒)

 畜産業が盛んなことから、大量に出るホルモンを活用した料理として生まれた群馬の郷土料理「モツ煮」。前橋市の「雷太郎」は、飲食店とモツ煮の製造販売を行っていたが、コロナ禍を機にモツ煮製造を主軸とした経営にシフト。多くのメディアに紹介され、ご当地グルメとして認知度を上げている。一度食べればやみつきになるという商品の魅力、広がりについて、ECサイト担当の唐澤有子氏に聞いた。

◆特徴

 群馬のモツ煮は、コンニャクやネギなど地元食材とともにシンプルに作られるのが特徴。雷太郎のモツ煮もシンプルな食材でありながら、独自のおいしさを追求している。
 「当店のモツ煮は、(1)モツ特有のクセがない(2)味の決め手となる自家製ジャンソース(3)濃厚でぜいたくな味わい─というのが特徴。最初に発売した『ジャン辛もつ煮』は、真っ赤で辛そうな見た目が特徴ですが、食べてみるとマイルドで食べやすいうま辛です。2023年に発売した『ジャンもつ煮』は、モツとニンニクのうま味が凝縮したこってり感が食欲をそそる一品。どちらも専門店ならではの味わいで、ご飯にもお酒にもよく合います」
 人気の秘密は、自家製ジャンソースのご飯との相性の良さだ。
 「『残ったソースをご飯にかけて1杯食べられる』『ソースがおいしくて雑炊にしたり野菜と煮込んだり、最後の一滴まで楽しめる』『子どもが大好きで喜んで食べる』といったうれしい声をいただいています」


◆広がり・売れ行き

(続きは、「日本ネット経済新聞」6月26日号で)

<運営会社概要>
【運営】有限会社チカラ印
【ショップ開設時期】2017年1月
【EC運営人数】1人
【ショップ形態】自社ショップ
【導入システム】カラーミーショップ
【配送委託先】佐川急便
 ※ネットショップ向けの卸については応相談

ジャン辛もつ煮(赤)

唐澤有子氏

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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