【こだわりの逸品を全国展開 特産品EC】第176回 スキンケア製品専門ECサイト<きぬもよふ オンラインショップ>/丹後ちりめんの新たな起爆剤として商品開発

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西田浩一氏

西田浩一氏

 江戸時代から地場産業として絹織物が発展し、「丹後ちりめん」の産地として知られる京都・丹後地方。「丹後織物工業組合」では、丹後ちりめんから抽出した「絹セリシン」の性質を生かし、自然派化粧品「きぬもよふ」を開発。ご当地コスメブームの火付け役となった商品の特徴、反応、販売戦略などについて、きぬもよふ販売担当の西田浩一氏に聞いた。


●商品開発・特徴
 セリシンとは繭糸の外側を覆っている成分で、ちりめんの製造工程(精練)の際に破棄されていた。しかし、セリシンの持つ特性が保湿、バリア、紫外線カット効果などにつながることから、この成分を研究する人々とともに商品開発を行った。
 「廃液から抽出するのではなく、薬剤を一切使わず、水だけで丹後ちりめん(絹織物)から直接セリシンを抽出するという独自の技術を開発しました。これによって、安全性が高く、安心して使用していただける高純度のセリシン抽出に成功。当組合では、これを『絹セリシン』と名付けました。『きぬもよふ』は、京都・丹後ちりめん・シルク・天然成分をキーワードに、パッケージデザインを含めて特別感をイメージさせる商品です。縮小を続ける丹後ちりめんの新たな起爆剤にしたいという思いを持って、取り組んでいます」

(続きは、「日本ネット経済新聞」6月22日号で)

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記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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