【こだわりの逸品を全国展開 特産品EC】第371回 〈凍天専門ECサイト「凍天処木乃幡(このはた)」〉/福島の伝統食「凍み餅」使った和風ドーナツを復活 (2022年3月17日号)

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伊藤広美氏

伊藤広美氏

 餅を寒風にさらして乾燥させた、福島の伝統的な保存食「凍み餅(しみもち)」。この凍み餅を中に入れた和風ドーナツ「凍天(しみてん)」は、福島名物として愛されている。2019年に凍天の製造販売会社が倒産してしまったが、凍天への思いからキノシタコーポレーションが商標権と機材を買い取り、復活させた。復活後の反響、今後の展開などについて、「凍天処 木乃幡」チーフの伊藤広美氏に聞いた。

◆こだわり・特徴

 もともと凍天を販売していた「木乃幡」は、東日本大震災での被災、風評被害などの影響により倒産。その凍天を復活させるに当たってこだわったのは、以前と変わらぬクオリティーだった。
 「凍み餅を作る機械はもとより、原材料も全て当時の業者を探して仕入れ、以前、『木乃幡』で働いていた社員に協力してもらいながら、同じ凍み餅を作るのに多くの時間を費やしました。凍み餅に絡める粉や揚げ油もすべて当時のまま。そして、凍天を揚げているのも『木乃幡』の元社員たちなのです。凍み餅を作る原材料と機械、凍天にするための衣と油、それらを使って揚げる技術を持った元社員たち(現在は当社の社員)。それらがそろったことで、凍天が復活したと考えています」
 凍天の販売再開時は、復活を待ち望んでいたファンから大きな反響があった。
 「『凍天、おかえりなさい。復活してくれてありがとう』『福島に住んでいたが今は離れている。凍天とともに当時の思い出もよみがえりました』との声は大変うれしかったです」


◆取り組み

(続きは、「日本ネット経済新聞」3月17日号で)

〈運営会社概要〉
【運営】キノシタコーポレーション
【開設時期】2021年9月
【EC運営人数】2人
【ショップ形態】自社ショップ、楽天市場
【配送委託先】ヤマト運輸

「凍天」

「冷凍凍天」(通販用)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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