【こだわりの逸品を全国展開 特産品EC】第485回 <干し芋専門ECサイト「干しの屋」> インスタ流入95%、女性顧客を獲得(2025年2月6日号)

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干しの屋 PREMIUMBOX

干しの屋 PREMIUMBOX

 創業1952年、千葉県香取市で三代に渡り、菓子卸問屋を営む丸恭。平山善典社長は、これまでの販売ルートや菓子製造の経験を生かし、地元産の芋を使った干し芋専門のオリジナルブランド「干しの屋(ほしのや)」を立ち上げた。こだわりの詰まった「PREMIUM(プレミアム)干し芋」が注目を集め、SNSを通じて広がりを見せているという。商品への思いや反響について、話を聞いた。

◆思い・特徴

 サツマイモの名産地である千葉県の中でも、特に生産量の多い香取市。「干しの屋」は、”地産地消の干しもの専門ブランド”として、地元の魅力を発信している。
 「地元名産の素材を使用し、菓子卸売のルートで販売できる商品開発をと考え、干し芋づくりに挑戦しました。干しの屋のブランドイメージは、ロゴに込められています。香取市は芋の産地であり、関東一の米どころ。干しの屋の自社工場と実店舗は、もともと田んぼだった場所に建てられ、店のまわりには、田園風景が広がっています。この地への思いを込めて、ブランドロゴは、田んぼ、干、芋を掛け合わせたものになっています」
 添加物や保存料を使用せず、手間暇をかけた製法で甘さを最大限に引き出した干し芋。その中でも色・形・味を厳選した「プレミアム干し芋」は、この店の看板商品だ。
 「約半年寝かせた千葉県産『紅はるか』を使い、自然な冬の風を再現した寒風干しをした後、さらにおいしくするためマイナス20度以下で寝かせます。最上級の『プレミアム』をはじめ、甘みが最高基準で薄切り・切り落としの『ハイクオリティ』、ベーシックな『オリジナル』など、さまざまな種類で販売しています」


◆広がり

(続きは、「日本ネット経済新聞」2月6日号で)

<運営会社概要>
【運営】有限会社丸恭
【ショップ開設時期】2023年10月
【EC運営人数】1人
【ショップ形態】自社ショップ
【導入システム】BASE
【配送委託先】佐川急便

ブランドロゴ

平山善典氏

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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