【こだわりの逸品を全国展開 特産品EC】第136回 地域特産品専門ECサイト「オホーツク・網走 産直みのり屋」

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長澤眞史氏

”網走市の支援も受け、隠れた特産品を紹介”


東京農業大学生物産業学部(オホーツクキャンパス)発のベンチャー企業として、教員と学生、地元産業界の三者は東京農大バイオインダストリーを設立した。この会社が運営する「オホーツク・網走産直みのり屋」では、消費者に直接届くことの少ない、地域の隠れた特産品、ユニークな加工品を販売している。大学の教授であり社長の長澤眞史氏に聞いた。


●きっかけ・取り組み
 網走周辺は農水産物が豊富な地域。しかし、そのまま他地域に出荷されることが多く、独自の加工品が全国に流通することが少ないという。そこで会社を設立し、ネット販売で加工品などを全国に産地直送する仕組みを構築した。
 「地元では、少しでも付加価値を高めるために加工品の開発を進めていますが、小規模事業者では販路の開拓やネット環境の整備に手が回らない状況があります。そういった生産者・加工業者の商品を取り扱うことで、学部が目指す『生産から加工・流通へのシステム連携』を学ぶ場としたいと思いました。大学の知的財産を地域に還元したいとも考えています」

●商品の特徴・人気商品
 網走市からの支援も受け、地域色あふれる商品をラインアップ。新鮮な季節の野菜や水産品、独自の加工品は、この土地、この店ならではの品ぞろえだ。
 「アスパラは、雪解けと同時期にハウス栽培物が、5月には露地物が収穫され、その甘さとみずみずしさに定評があります。冬の間流氷の下で育った毛ガニやウニも人気の商品です。加工品では例えば、ジャガイモやゴボウ、ニンジンなどをビート糖の糖蜜で包んだ野菜の甘納豆菓子『根菜物語・菜根糖』があります。でんぷん製造の原料としてのジャガイモや、砂糖原料のビート生産で終わるのではなく、自ら加工・販売に取り組んでいる生産者を応援しています」
 また、自社で開発した、エミュー(オーストラリアの国鳥)の商品も特徴的だ。
 「エミューの卵と道内産原材料で作ったどら焼きは、当社の人気商品。低刺激で、お子さんや、お肌が敏感な人にもお薦めの『エミューオイル』など、スキンケアシリーズも開発・販売しています」

(続きは、「日本ネット経済新聞」5月26日号で)

原料にこだわり職人が手焼きした「笑友(エミュー)生どら焼き」

北国の春の味「グリーンアスパラガス」は毎年好評

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。


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