【こだわりの逸品を全国展開 特産品EC】第218回 〈山のめぐみ専門ECサイト「大鳥てんご」〉/一集落一地域に限定し独自性あるコンテンツを展開

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田口比呂貴氏

 山形県鶴岡市の南部に位置する大鳥地域に移住し、民俗調査を行いながら情報を発信している田口比呂貴氏。「地域メディア×通販サイト」として立ち上げた「大鳥てんご」で田口氏は、ひとつの集落単位に限定し、独自性のあるコンテンツを盛り込んだECサイトを展開している。サイトの特徴、運営状況などについて聞いた。

◆きっかけ・思い

 6年前から、個人ブログで大鳥地域の情報を発信してきた田口氏。地域で暮らす中で、発信することへの思いは増していった。
 「現在70〜80歳の方は、山のあらゆる資源を糧にして生きてきたことを知りました。その話を今、聞いて残しておかないと、本質的な山で暮らしていく経験値が消えていってしまうと思い、ブログを始めました。冬には積雪3メートルを超える豪雪地帯の山の中で暮らしてきた人たちが持つ、生きる知恵や技術は、本当に素晴らしいのです」
 そして昨秋、地元の人々が生産した山の幸を販売するサイトの運営を開始した。
 「ローカルウエブメディアの流行は4年くらい前から徐々にありましたが、一集落、一地域として情報発信しているところは現在もほとんどありません。通販サイトにおいても、田舎のものを扱う場合は県や自治体単位が多い。広域のエリアからさまざまな商品を購入し、流通に乗せていくことも地域経済を潤す手段ではありますが、僕はそれを一つの集落単位でやってみたいと考えています」

(続きは、「日本ネット経済新聞」7月26日号で)

”もだし”と呼ばれるキノコ「ナラタケ(塩蔵)」はお吸い物などの具材に

田口氏が執筆・制作した大鳥地域の民俗誌「大鳥の輪郭」

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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