【こだわりの逸品を全国展開 特産品EC】第497回 <肉まん・スイーツまん専門ECサイト「名古屋肉まん本舗」> 地元食材にこだわり、お取り寄せ特集で話題に(2025年5月15日号)

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フルーツカスタードまんセット

フルーツカスタードまんセット

 地元である愛知県の厳選食材を使い、地産地消にこだわった肉まんを販売する「名古屋肉まん本舗」。製造販売を行うのは名古屋市の社会福祉法人みなと福祉会「わーくす昭和橋」で、この施設を利用する障害者たちによって手作りされている。夏に向けて新商品のスイーツまんに力を入れるとともに、販路拡大に取り組んでいきたいという。ECサイトを運営する小林芳彰氏と西野智子氏に聞いた。
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◆きっかけ・特徴

 名古屋肉まん本舗の看板商品である「招福まんシリーズ」。開発のきっかけは、ある食材との出会いだった。
 「新聞で地域の伝統野菜を広めるブランド野菜研究会のことを知り、参加しました。その会議の中で『野崎白菜を使って何か作ろう』『白菜だから肉まんがいいのでは』とお話をいただいて開発を始めましたが、すべてが初めてでうまくいかず……。そんなとき、名古屋の四川料理の名店『錦城』の多田さんにご指導を受けることができ、そこから一気に本格的な肉まんに変わりました。そして、『名古屋コーチン』『知多三元豚』などを使い、地産地消をできる限り追求した肉まんが完成しました。人気ナンバーワンの『招福コーチンカレーまん』は、給食メニューで人気だった温泉卵が乗ったドライカレーをもとに開発しました」
 作業は、障害者の方それぞれの特性に合わせて行っている。
 「職員2名と利用者1名で、一つ一つ手包みしています。手で包むともちもち食感になるので、ここにもこだわっています。また、生地を計量して丸める方、包装袋にシールを貼る方など、それぞれが得意な作業を担当してもらっています」


◆商品開発

(続きは、「日本ネット経済新聞」5月15日号で)

<運営会社概要>
【運営】社会福祉法人みなと福祉会
【ショップ開設時期】2016年
【EC運営人数】2人
【ショップ形態】自社ショップ、楽天市場
【配送委託先】ヤマト運輸

招福コーチンカレーまん

(写真左から)西野智子氏、小林芳彰氏

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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