【こだわりの逸品を全国展開 特産品EC】第318回 〈シメパフェ専門ECサイト「パフェ、珈琲、酒、佐藤」〉/コロナ禍を機にECサイト設立、新たな客層に訴求

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小林仁志氏

小林仁志氏

 札幌・すすきのを中心に発展した、飲んだ後の締めにパフェを食べる「シメパフェ」という食文化。その話題はメディアやSNSを中心に全国に広がり、専門店も増えている。札幌のシメパフェ人気店「パフェ、珈琲、酒、佐藤」では、コロナ禍をきっかけにECサイトを設立し、「おうちでもお店の味」が楽しめるパフェの手作りキットを発売。新たな客層にアプローチしている。広報の小林仁志氏に聞いた。

◆特徴・こだわり

 札幌のおいしいパフェと、パフェにまつわる食文化を発信すべく、2015年に発足した「札幌パフェ推進委員会」。ここで「札幌シメパフェ」というブランドをスタートさせ、PR活動を行っている。
 「現在、『札幌シメパフェ』には市内の25店舗が加盟しており、『シメパフェ』が全国で知られるようになったことで、札幌の夜に活気をもたらしています。もともと札幌市民はお酒と甘いものを好む傾向で、パフェに欠かせないアイスクリームなどの乳製品が身近なこともあり、受け入れられやすかったというのが一つの要因です。さらに、写真映えするパフェの魅力がSNSとうまく合致し、若者を中心に広まったと推測されます」

(続きは、「日本ネット経済新聞」11月12日号で)

〈運営会社概要〉
【運営】有限会社アリカデザイン
【開設時期】2020年9月
【EC運営人数】4人
【ショップ形態】自社ショップ
【導入システム】BASE
【配送委託先】ヤマト運輸
 ※ネットショップ向けの卸については応相談

「おうちでシメパフェ2人前セット」

「パフェ佐藤のアイスクリーム」

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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