【こだわりの逸品を全国展開 特産品EC】第509回 <チーズケーキ専門ECサイト「バル&キッチンSoL」> 贈答用のパッケージデザインでリピーター獲得(2025年9月11日号)

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パッケージイメージ

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 福岡県八女市のスペイン料理店「バル&キッチンSoL」の店主・今村俊一氏は、スペイン研修で食べた本場のバスクチーズケーキに魅了され、コロナ禍を機に商品開発・ネット販売を開始。地元の素材を使い、パッケージにもこだわった商品は、さまざまな場面の贈り物として人気を集めている。商品のこだわりと魅力、反響などについて、話を聞いた。

◆きっかけ・特徴

 コロナ禍で飲食店が大打撃を受ける中、事業の継続、スタッフの雇用継続のために、バスクチーズケーキの開発に着手した今村氏。
 「バスクチーズケーキ発祥の店と言われるスペイン・バスク地方の『ラ・ヴィーニャ』で実際に食べて、あまりのおいしさに感動し、これを八女で自作して多くの人に食べてもらいたいと思っていました。食材は悩みましたが、地元の食材を使いたいという思いから八女産の卵を選び、二つのクリームチーズとスペイン産の青カビチーズを厳選しました。バスクチーズケーキは切ると中身がとろけ出るのが特徴ですが、当店では切った断面は原型を留め、フォークを入れると柔らかく、口に入れると、とろけていくのが特徴です」
 他店との差別化を図るため、贈答用に特化した商品開発を意識したという。
 「デザインが得意なスタッフに、4種類のパッケージデザインを担当してもらいました。その後、もっと多くのシーンで利用してもらいたいと考え、九州産業大学の学生さんたちと、バレンタインデー・ホワイトデーのパッケージを共同開発しました。また、福岡県商工会議所主催のマッチングイベントで出会ったアーティストにも、デザインをお願いしました」


◆反響・声

(続きは、「日本ネット経済新聞」9月11日号で)

<運営会社概要>
【運営】バル&キッチンSoL
【ショップ開設時期】2021年1月
【EC運営人数】3人
【ショップ形態】自社ショップ、スイーツモール、DELISH MALL
【導入システム】カラーミーショップ
【配送委託先】ヤマト運輸
 ※ネットショップ向けの卸については応相談

今村俊一氏

濃厚バスクチーズケーキ

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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