【こだわりの逸品を全国展開 特産品EC】第234回 〈つくだ煮専門ECサイト「カクチョウ佐藤食品」〉/「生炊製法」にこだわり、素材のうまみそのままを提供

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佐藤賢一氏

 秋田県中央部に位置する潟上市は、八郎潟を背景につくだ煮産業が発展を遂げた歴史を持つ地域。この地で昭和初期より、つくだ煮製造業を営む佐藤食品では、伝統の味を守るとともに、つくだ煮の新たなイメージを打ち出す商品開発も積極的に行っている。若い世代にも好まれる商品、情報発信などについて、4代目の佐藤賢一氏に聞いた。

■こだわり・商品開発
 佐藤食品のつくだ煮は、水揚げされた小魚を鮮度が高いうちに生から炊く「生炊製法」によって作られる。手間がかかるため大手では難しい、昔ながらの製法にこだわっている。
 「生から炊くことで、素材のうまみをそのまま閉じ込めています。また、食べやすい甘めの味付けにもこだわっています。できるだけ添加物を使わず、いかにおいしくお客さまにご提案できるかを考えて製造しています」
 保存食として作られた昔ながらの塩辛いつくだ煮。このイメージを変え、今の時代にマッチした商品の開発に取り組んでいる。
 「冷蔵庫が家庭にあり、おいしい食品がいつでも手に入るようになった時代の中で、『保存食』というつくだ煮の定義を『旬を閉じ込める』と再定義しました。『つくだ煮ってこんなにおしいかったの?』と言ってもらえる商品を目指して、開発を行っています。ワカサギをお酢とトマトと一緒に浅く炊いた『黄金佃煮』は、つくだ煮の濃いイメージを変える一品。また、バレンタイン時期にはチョコレートとつくだ煮を掛け合わせた『わかちょこ』も販売しています」

■人気商品・声
(続きは、「日本ネット経済新聞」11月22日号で)

地元のワカサギを使用し、つくだ煮のタレをからめた「若さぎからあげ」

全国水産加工たべもの展で農林水産大臣賞を受賞した「生炊き若さぎ」

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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