【こだわりの逸品を全国展開 特産品EC】第163回 干物専門ECサイト<釜鶴ひもの店>/ベテラン職人の味が多くのリピーター生む

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二見一輝瑠氏

 静岡県熱海市で150年以上にわたり干物屋を営む「釜鶴ひもの店」。毎日、市場で仕入れる鮮魚を、ベテラン職人の手作業で干物に仕上げる老舗のおいしさは、ギフトを中心に多くのリピーターを生んでいる。干物へのこだわりや独自の商品開発、反応、売れ行きなどについて、5代目の二見一輝瑠氏と、ネットショップ担当の呰上純子氏に聞いた。


●こだわり
 熱海は場所柄、別荘所有者が多く、舌の肥えた人々のために良質な高級魚の干物が作られてきた。その伝統・食文化を守り、地元の誇りとなることを目指しているという。
 「冷凍材料による干物が多い中、当店では毎日魚市場に行き、厳選した鮮魚を加工します。鮮度と地魚にこだわり、魚と塩のみの無添加で仕上げますが、今の時代に合った塩加減、干し加減で作っています。魚の旬を感じられる品ぞろえと、30種類以上の品数の多さが当店の特徴です」
 市場に通うことで干物として加工されない魚にも目を付け、自社製造の強みを活かし、独自の商品を開発している。
 「伊勢海老の干物は、当店の看板商品のひとつ。熱海を含む伊豆半島は伊勢海老の産地ですが、需要の少ない時期に相場が落ちることから試作し、今では冬の人気商品になりました。また、アンチョビの瓶詰めは、市場に行った際、飼料用として安価に取り引きされるカタクチイワシを少しでも高く地元で消費できる方法として開発しました。干物購買層でない方からの注文も多く、新たな市場開拓につながっています」


(続きは、「日本ネット経済新聞」2月9日号で)

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記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。


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