【こだわりの逸品を全国展開 特産品EC】第428回 <樺細工専門ECサイト「冨岡商店」> SDGsに貢献した物作りで販路拡大 (2023年7月20日号)

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冨岡浩樹氏

冨岡浩樹氏

 秋田県仙北市角館町に江戸時代から受け継がれる伝統工芸品「樺細工(かばざいく)」。製造元である「冨岡商店」では、さまざまなデザイナー、職人とのコラボによる樺細工商品を販売。国内外の見本市に出展し、商品の独自性とともに使い捨てではない文化、SDGsへの貢献などをアピールし、販路拡大につなげている。冨岡浩樹社長に話を聞いた。

◆特徴

 樺細工の原料は山桜の樹皮で、パルプ材として伐採計画のある木の副産物を使用している。サステナブルな物作りであることが大きな特徴だ。
 「日本のティッシュの75%は東北の広葉樹からできています。パルプを作るための原料として伐採していますが、広葉樹は伐採すると萌芽(ほうが)し、50年のサイクルで再び伐採可能となります。樺細工に使う樹皮は、伐採前に木に登って採取した物であり、SDGsに貢献している物作りなのです。この点をアピールし、エシカル消費を促したいと思っています」
 伝統工芸品でありながら、時代に合った機能性、デザイン性、独自の魅力も追求しているという。
 「伝統工芸品はいつの時代も前衛的であったと認識しており、常に新しい『こと』を探しています。当社では、12年にドイツ・フランクフルトの見本市『アンビエンテ』に初出展し、有名メゾンからオファーをいただき、以来複数のブランドとコラボしています。現在、フランスを中心に10カ国以上に出荷しており、”SAKURA”をキーワードにした商品や、エコフレンドリー、サステナブル、エシカルを前面に押し出してアピールしていきたいと考えています」


◆サイト運営

(続きは、「日本ネット経済新聞」7月20日号で)

<運営会社概要>
【運営】冨岡商店
【開設時期】2023年2月
【EC運営人数】2人
【ショップ形態】自社ショップ
【導入システム】shopify、BASE
【配送委託先】ヤマト運輸、海外EMS
 ※ネットショップ向けの卸については応相談(買い取りのみ)

【パーソナライズ】名刺入れ AGING

【樺細工×大館曲げわっぱ】トレー kasanegasane

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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