【こだわりの逸品を全国展開 特産品EC】第293回 〈西陣織和工芸品専門ECサイト「富坂綜絖店」〉/伝統守り、次世代に伝える新商品を発信

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冨坂儀一郎氏

冨坂儀一郎氏

 明治44年(1911年)創業の「富坂綜絖店」は、西陣織の「綜絖(そうこう)」という工程の織物装置を製作する京都の老舗。3代目の富坂儀一郎氏は、綜絖業と並行して西陣織の和工芸品を製作・販売しており、テレビの紹介をきっかけにスマホケースが人気商品となった。西陣織の伝統を守り、次世代に伝えるための新たな商品製作、ネットショップやSNSを通した情報発信などについて、話を聞いた。

◆思い・特徴

 約20年前に西陣織和工芸品の製作、ネット通販を始めた富坂さん。ものづくり職人として、西陣織の良さ、京の伝統美を知ってもらい、次世代に伝えていきたいという。
 「私の本業は、西陣織の分業である織物を織る装置の製作です。近年、着物離れが加速し、西陣の織物産業も斜陽化するなか、日本の美意識・文化を伝承するために、若者世代・グローバル向けにオリジナルの和工芸品を丹精込めて作っています」

(続きは、「日本ネット経済新聞」4月16日号で)

〈運営会社概要〉
【運営】富坂綜絖店
【開設時期】2017年7月(新自社ショップ)
【スタッフ数】2人
【ショップ形態】自社ショップ
【導入システム】BASE(運営代行)
【配送委託先】日本郵便

「iPhoneケース/源氏物語」

柄は多くの種類から選べる

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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