【こだわりの逸品 特産品EC】第197回 燻製専門ECサイト<南保留太郎商店>/北海道の新鮮素材を先人から伝わる製法で燻製に

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南保憲亨 氏

南保憲亨 氏

 ニシン漁で栄えた歴史を持ち、現在もカレイ・イカ・甘エビなどの漁業が盛んな北海道余市町。この地に店を構える「南保留太郎商店」では、先人から伝わる製法をもとに開発した燻製を製造・販売しており、メディアでもたびたび取り上げられている。商品の魅力、ネット販売の状況などについて、三代目の南保憲亨氏に聞いた。

●こだわり・特徴
 地元余市をはじめ北海道でとれる素材の良さはもちろん、昔の製法をもとに長年研究を重ね、手間暇をかけ手作りで仕上げる。このこだわりが、おいしさの理由だ。
 「戦時中、先代の南保留太郎が北方の先住民から製法を学びました。その製法を現社長の南保敬二がより詳しく調べ、新巻鮭燻製やインディアンスモークなど当時作られていたであろう燻製を開発しました。燻製法には主に冷燻・温燻・熱燻がありますが、当店では素材が一番おいしくなる方法を選んで製造しています。商品開発で一番苦労したのは『甘エビの燻製』で、燻製のかかり具合など試行錯誤を繰り返し、約10年かけて完成。味は良いが見た目がうまくいかず、近所や知り合いに何度も配って回ったと聞いています。甘エビの燻製は人気が高く、『食べ始めたら止まらない』という声を多くいただいています」
 甘エビと並び、「ヘラガニ燻製」もこの店ならではの逸品だ。

(つづきは、「日本ネット経済新聞」1月25日号で)

自慢の燻製8種類を詰め合わせた「留どんよくばりセット」

先人の匠の味を忠実に再現した「インディアンスモーク」

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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