【こだわりの逸品を全国展開 特産品EC】第139回 燻製品・燻製調味料専門ECサイト「風の仕業」

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む
興水治比古氏

興水治比古氏

独学で調理法を研究し、自ら調理器具を設計・開発するなど、「燻製」を追求し続ける『煙事』銀座、『煙事』軽井沢のオーナーシェフの輿水治比古氏。中でも「燻製醤油」をはじめとする調味料は、この店ならでは味わい深さ、クオリティの高さが際立ち、国内外、企業・個人から人気を集めている。料理と商品への思い、実店舗・ネットショップのお客さまの反応などについて輿水氏に聞いた。


●きっかけ・特徴
 もともとアウトドア好きで、キャンプなどで独自の料理をふるまっていたという輿水さん。あるとき、「茶葉を使って燻すとおいしいベーコンができる」という記事を見て挑戦し、ことごとく失敗したことが、燻製づくりのきっかけになった。
 「外国の料理本を見るなど、『燻す』という調理法を独自に研究してきました。40年前に塩の燻製を作ったのが、燻製調味料のスタート。砂糖、ごま、こしょうなどあらゆる調味料を試していく中で、通常の燻製器は熱を入れるので変質してしまうという問題にぶつかり、『冷燻』にたどり着きました。オリジナルの燻製器を作り、冷たい煙を長時間かけて生の状態で燻すことで、素材のおいしさを前面に出した燻製ができるようになりました。しょうゆやエキストラバージンオイルは特に、冷燻でないと出せないおいしさがあります。ブログでは、燻製調味料のおいしい使い方や、当社が運営するレストランで出している燻製料理などを紹介しています」

(続きは、「日本ネット経済新聞」6月23日号で)

「湯浅醤油」の貴重なしょうゆを使った「燻ししょうゆ」

一口舐めると旨みが口中に押し寄せる燻製塩「アドリア海の風」

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

こだわりの逸品 特産品EC 連載記事
List

Page Topへ