【こだわりの逸品を全国展開 特産品EC】第484回 <ご飯のおとも専門ECサイト「前田農園」> 自家栽培野菜の加工品、メディア露出で評判に(2025年1月30日号)

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引き出物として注文されることも多い

引き出物として注文されることも多い

 鳥取県中部に位置する北栄町で、特産品の大栄西瓜・メロン、砂丘畑でごぼうなどを栽培している前田農園。3代目の前田修志氏は、2011年に自家栽培の野菜を取り入れた加工品づくりを開始。こだわりが詰まった「ご飯のおとも」シリーズはメディアで数多く紹介され、人気のお取り寄せ商品となった。地元から全国へ、広がりや反響について聞いた。

◆こだわり

 農家を営む前田さんが加工品開発を始めたきっかけは、とあるフレンチシェフとの出会いだった。
 「元のネーミングは違いましたが、シェフが作った『食べる香味ラー油』を初めて口にした瞬間、食べたことのない味に感動しました。いくつもの複雑な味がしてとりこになり、これが製造できるなら販売したいと思いました。その後、スタッフとともにシェフのもとで3年間学び、複雑なレシピを再現することができました。材料を変えたりコストカットしたりすることなく、その製法をかたくなに守っています」
 すべての商品は、素材の味を生かし、安心して食べられることにこだわっている。
 「化学調味料、保存料、着色料を使用していないこと。そして、野菜を作り、その野菜を手作業でカットし、調理して、ラベルを貼って出荷するまですべて自社加工所で行うのもこだわりです。畑での生産から出荷までつながっている商品が『ごぼう肉みそ』なので、名物としてメディアで紹介されることも多く、一番人気となっています。おいしさを追求して、八丁味噌含め4種類の味噌をブレンドしていることも人気の秘密です」


◆売れ行き

(続きは、「日本ネット経済新聞」1月30日号で)

<運営会社概要>
【運営】前田農園
【ショップ開設時期】2011年11月
【EC運営人数】1人
【ショップ形態】自社ショップ
【導入システム】STORES
【配送委託先】佐川急便、日本郵便、ヤマト運輸
 ※ネットショップ向けの卸については応相談

ご飯のおとも5本セット

前田修志氏

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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