【こだわりの逸品を全国展開 特産品EC】第80回 〈生姜製品専門ECサイト「黄金の里」〉/販売まで一貫体制 安全性とおいしさを徹底追求

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北岡大希氏

 ショウガの生産量日本一の高知県に自社農場を持ち、昭和25年の創業以来、ショウガ一筋に栽培・製造・販売を行っている坂田信夫商店のネットショップ「黄金の里」。自社で品種改良した「黄金(こがね)しょうが」は特に人気が高く、ショウガブームにより注目度が飛躍的に上がったという。店長の北岡大希氏に聞いた。

◆こだわり

 「黄金の里」の強みは、栽培から商品開発、加工、販売までを一貫体制で行い、安全性とおいしさを徹底的に追求した商品を提供できること。土壌づくりや栽培は、手間暇をかけて行っている。
 「ショウガをつくる上で一番大事なのは土壌づくり。10~11月の収穫後、12月には次のシーズン(4月植え付け)のために一番時間をかけて行います。栽培の期間で気を使うのは、夏の害虫駆除と草引き。ショウガに病気が発生すると2~4年は畑として使えなくなるので、栽培指導員が農場を定期的に巡回し、病気が発生しないための管理を徹底しています。また製造では、トレーサビリティーを導入することで、『産地の顔が見える』『安心してお召し上がりいただける』商品開発を行っています」


◆人気商品

 この店の看板商品は、自社ブランドの「高知県産 黄金しょうが」。従来のものに比べて退色しにくく、辛み・香り成分が多く含まれ、繊維が少なくおろしやすいのが特徴。
 「黄金しょうがを購入いただいた方の多くは、『風味、辛み、彩り』という特徴と鮮度の高さを気に入っていただき、リピート率は4割以上です。また、黄金しょうがを100%使用した『高知県産 黄金しょうが粉末』も、手軽に料理や飲みものに混ぜて使える人気商品。無添加・無着色、ショウガ本来の辛みや風味の〝おいしいところ〟だけをそのまま閉じ込めています。近年の健康ブームや、日本人の低体温化が進む中、ショウガの注目度は飛躍的に上がり、生鮮としての商品はもちろん、加工品の需要が年々高まっているのを感じます」


◆集客・売れ行き

 ネットショップ開設時には商材への反響が少なかったが、ダイエットや身体を温める効果が期待できるという効能が広まり、売り上げは大幅にアップ。現在、夏場と冬場のピーク月には1000件を超える注文が入るという。
 「メディアで『黄金しょうが』を取り上げていただいた後、注文が激増することがあり、メディアの集客力と即効性に驚かされました。また、SEO対策を積極的に行うことで露出が増え、店の認知度が格段に向上しました。そうしたことからサイトを見てくれる方にも、分かりやすく伝わるページ制作を心掛けています。今後は、ショウガの知識や畑の様子などのコンテンツの充実を図っていくとともに、ショウガ以外の高知の素晴しい特産品の情報発信も行っていきます」


〈運営会社概要〉
【運営】株式会社 坂田信夫商店
【開設時期】2006年6月
【スタッフ数】3人
【ショップ形態】自社ショップ、楽天市場、Yahoo!ショッピング
【導入システム】なし
【配送委託先】佐川急便、日本郵便
 ※ネットショップ向けの卸については応相談

「高知県産 黄金しょうが」

「高知県産 黄金しょうが粉末」

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。


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