【こだわりの逸品を全国展開 特産品EC】第498回 <お芋スイーツ専門ECサイト「フランダースフリッツ」> インフルエンサー投稿で話題、メディア露出増で売上向上(2025年5月22日号)

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「みたらし芋クリーム団子瓶」

「みたらし芋クリーム団子瓶」

 福井県福井市のヒトノクリエイト.jpが運営する「フランダースフリッツ」は、地元の特産品・とみつ金時イモをはじめ全国から厳選したサツマイモを使ったスイーツの専門店。SNSの投稿をきっかけに「みたらし芋クリーム団子瓶」が大ヒットしたことから、その後もインパクトある商品を次々に開発し、”おしゃれ・かわいい・おいしい”お芋スイーツの人気店となった。齊藤仁志社長に話を聞いた。

◆きっかけ・特徴

 飲食店の経営に特化したコンサルティングを行い、時代に合わせてヒットを重ねてきた実績を持つヒトノクリエイト。チーズやタピオカのブームが起きている中、専門店オープンを目指して素材を探していたという。
 「地元の特産品の掘り起こしを考えていて、たどり着いたのがジャガイモとサツマイモ。最初にスイートポテトと揚げたてのフライドポテトを販売する実店舗を開業し、半年後にスイートポテト中心のサツマイモスイーツ専門ECサイトを開設しました。もともとのコンセプトは『サツマイモの魅力とおいしさを知ってもらい、サツマイモスイーツを当たり前の文化にすること』で、スイーツにすることでさらにおいしく、腸内環境を整えるなど健康志向の人にもアプローチしたいと考えました」
 当初の商品は4種類でなかなか売れなかったが、SNSマーケティングが認知度アップにつながった。
 「インフルエンサーの人たちと直接やりとりしながら、投稿サポートをしてもらいました。すると、瓶から団子が出てくるのが革新的だったからか、『みたらし芋クリーム団子瓶』の動画投稿が大反響となり、そこから一気にECサイトが活気づきました」


◆商品開発

(続きは、「日本ネット経済新聞」5月22日号で)

<運営会社概要>
【運営】株式会社ヒトノクリエイト.jp
【ショップ開設時期】2023年1月
【EC運営人数】4人
【ショップ形態】自社ショップ、楽天市場、LINEギフト、DELISH MALLほか
【導入システム】BASE
【配送委託先】ヤマト運輸、佐川急便
 ※ネットショップ向けの卸については応相談

「みたらし焼き芋モンブラン」

齊藤仁志氏

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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