【こだわりの逸品を全国展開 特産品EC】第75回 〈豆腐製品専門ECサイト「飛騨高山・陣屋とうふ古川屋」〉/手間をかけて仕上げる「手作りの逸品」を提供

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古川泰輔氏

飛騨高山に伝わる郷土の味「こもとうふ」をはじめ、口コミとメディア露出で人気が広まった「あげづけ」など、豆腐の魅力を伝える独自の商品を製造販売する「陣屋とうふ 古川屋」。商品開発、お客さまの反応、全国への広がりなどについて、ネットショップ担当の古川泰輔氏に聞いた。

◆こだわり

 飛騨高山の伝統的な「古い町並」の近くに店を構える「古川屋」。風情あふれる老舗豆腐店だ。古川屋は、明治初期からこんにゃく製造を始め、豆腐の製造は昭和初期から行っているという。
 「一番のこだわりは、昔ながらの手作り製法で風味を大事にしていること。出来たての豆腐をすのこで巻き、熱湯でゆで上げる『こもとうふ』は、この地ならではの商品。当店では、しっかりとした独自の味付けと弾力のある食感が特徴です。また、『ぎせい焼とうふ』も歴史ある商品で、銅板鍋でじっくり数時間かけて丁寧に焼き上げ、ほのかに甘くまろやかな味わいに仕上げています」
 変わらぬ製法で手間をかけて作られる「手作りの逸品」。サイトでは、そのこだわりが伝わる製造工程の写真や商品の魅力を分かりやすく伝える言葉、上品さのあるデザインで、店のイメージをアピールしている。


◆ヒット商品

 古川屋で販売する「あげづけ」は、地元のスーパーでも購入でき、多くの人々に愛されてきたオリジナル商品。全国放送のテレビで紹介されて大きな反響があり、認知度アップにつながった。
 「『あげづけ』は、当社の社長が開発しました。飛騨のみたらし団子をヒントに、味の付いたあげを作ろうと考えましたが、なかなか思うようにいかず試行錯誤しました。完成した商品も、最初はなじみがないので全く売れませんでしたが、試食販売などを続けて徐々にお客さまに受け入れられるようになりました。焼き過ぎに注意し、焼いてすぐに食べるのがお勧めです」
 「ネギやミョウガをトッピングする」「小松菜とのおひたしによく合う」「細かく刻んでお弁当のご飯の上に乗せる」など、お客さまから「あげづけ」のオリジナルの食べ方も寄せられているという。

(続きは本紙11月13日号で)

「あげづけ」は丁寧に揚げた「あげ」と独自調合のたれの味付けが人気の秘訣

ゆで上げ、すが立つことで味が染み込みやすくなる「味付こもとうふ」

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。


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