【ECコンサルタントによる「勝手にECサイト分析」】□□317 ジャパンEコマースコンサルタント協会 清水将平特別講師〈「可愛い下着のお店 フォルトゥナ」〉/豊富な経験生かし、ホワイト企業で成長(2021年11月18日号)

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 今回は、「可愛い下着のお店 フォルトゥナ」のECサイトを分析させていただきました。
 川添裕介社長のEC歴は、まず08年に渋谷メンズアパレルの会社で4年間の経験を積みます。そこでさまざまな実績を作り、在籍最後の年には楽天ショップの店舗運営責任者として年商1億円も達成しました。
 その後、退社し、後輩と共同経営で楽天ショップをスタート。経験を生かし、出店4カ月で「ショップ・オブ・ザ・マンス」を受賞するも、意見の相違で離脱します。その2カ月後に法人を設立し、3度目の楽天ショップをスタートさせます。
 商材は「レディースインナー」です。出店当初の楽天のインナーランキングには、大手の独占もあれば、小さなお店でも売れている実績があり、「必ずしも女性はブランドにこだわらないのでは」という仮説と、輸入も保管コストも小さい商材に着目しました。
 ブラジャーはアンダーとカップの掛け合わせで最低でも16SKUとなり、在庫のリスクとある程度の初期費用が必要。その問題は、ノンワイヤーに特化することで、カップ共通の4サイズで展開できることが分かり、再チャレンジを決意しました。


■社長不在でも回る体制

(続きは、「日本ネット経済新聞」11月18日号で)

〈筆者プロフィール〉
しみず・しょうへい
 03~07年、楽天にてECコンサルタントなどを経験し、日本ECサービスを設立。日本全国2000社以上の楽天ショップが加盟する日本最大級の会員サポートサービス「ECマスターズクラブ」を運営。コロナ禍にオンラインセミナーに注力し、累計1万人以上にノウハウを教える。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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