【ECコンサルタントによる「勝手にECサイト分析」】□□281 ジャパンEコマースコンサルタント協会 清水将平特別講師〈「スワロースポーツ」〉/日次まで数字落とし込み、利益を確保

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充実のオーダー商品

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 今回は、野球用品専門店「スワロースポーツ」のECサイトを分析させていただきました。
 1974年に実店舗として創業され、96年に法人化と同時にネット販売も開始され、04年には、自社サイトのみで月商1000万円を突破。
 「楽天市場」に出店されたのは08年。その後、「ヤフーショッピング」「アマゾン」でも展開していますが、それぞれ順調に売り上げを伸ばし、コロナ禍の中、右肩上がりで成長されております。
 野球用品専門店の強みを生かし、各メーカーと企画されたオリジナル商品を展開しています。第2、4土日は、スワローの日として、20%OFFのイベントを開催するなど、上手に野球ファンを魅了するサービスを提供しています。
 経営理念や基本行動指針を重要視し、数値目標、粗利益額、在庫高、不良在庫高をKPIとして、年次や月次だけではなく、日次にまで落とし込み、社員自らが数字で考えて運営しているそうです。そうした運営方法のおかげで、売り上げだけではなく、しっかりと利益を確保した運営が実現できているようです。


■オーダーで差別化

(続きは、「日本ネット経済新聞」1月21日号で)

〈筆者プロフィール〉
しみず・しょうへい
 日本ECサービス 代表取締役

 03年から07年に楽天にてECコンサルタントなどを経験し、日本全国1500社以上の楽天ショップが加盟する日本最大級の会員サポートサービス「ECマスターズクラブ」を運営。また、自ら日本全国47都道府県に訪れ、セミナー講師としても年間3000人以上にノウハウを教える。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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