【ECコンサルタントによる「勝手にECサイト分析」】□□449 ジャパンEコマースコンサルタント協会 矢崎宏一郎客員講師 「庄内なんでも屋」/地方スーパーの可能性広げる、新しいECのカタチ(2025年4月24日号)

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地元の商品が手軽に買える「庄内なんでも屋」

地元の商品が手軽に買える「庄内なんでも屋」

 近年、食品EC市場は大きく進化しています。従来はギフト需要を狙った高単価商品が主流でしたが、最近では生鮮食品のネットスーパー型ECが増加し、日常使いとしての利用が拡大しています。
 「庄内なんでも屋」は、まさにこの流れにマッチしたECサイトであり、単なる特産品販売ではなく、地方のスーパーが全国に販路を広げる新たなモデルとして注目に値します。
 一般的なネットスーパーは、近所のスーパーから食材を宅配する形が多いですが、「庄内なんでも屋」はこれとは異なり、地方の「珍しくて美味しいもの」が手軽に届くという付加価値を持っています。地方ならではの商材が買える一般的な地域商社は、単価が高めの特産品に特化することが多いです。
 「庄内なんでも屋」では地元のスーパーで手に入る価格帯のまま、全国の消費者が購入できます。「特産品の贅沢品化」ではなく、普段使いできる地方食品ECとしての強みを発揮しています。
 例えば、

(続きは、「日本ネット経済新聞」4月24日号で)

<筆者プロフィール>
矢崎宏一郎客員講師
 ISSUN チーフマネージャー。専門分野はWEB広告、EC販売支援。WEB広告の中でもAI系広告を得意とし、事業規模に合わせた集客戦略でD2Cの売上を2年で10倍にするなどの実績を上げている。日本上位3%の代理店であるGoogle Premier Partner認定に貢献。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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