【千原弁護士の法律Q&A】▼463▲ 懇意の弁護士から持ち込まれた、怪しい投資話…(2026年10月8日号)

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〈質問〉

 当社の会長についての相談です。素人目にもちょっと怪しい投資話があり、私ども従業員としては反対しています。ただ、話を持ち込んだのが、会長と懇意の弁護士A先生からの案件だということで、会長は「弁護士なんだから間違いない」と言っています。弁護士だから信用できる、とまでは言えないと思いますが、いかがでしょうか。(訪販会社法務担当)

〈回答〉「弁護士だから大丈夫」とは言えない

 私もあなたと全く同意見です。弁護士の悪口を書くのは気がひけますが、弁護士として業務を行う中で、悪徳な弁護士に出会ったことも多くあり、私の経験も踏まえて、アドバイスします。

 悪徳弁護士として報道されるのは、お客さまのお金を横領するなどの典型的な犯罪ケースが大半ですが、それは氷山の一角です。
 私も以下のような経験をしたことがあります。友人の公認会計士の紹介で、B社の社長が、相談に来られました。相談内容は、金融機関からの複数かつ多額の借入金の返済を全く行わずに、会社の資産だけを保全したいという「虫の良いもの」でした。

(続きは、「日本流通産業新聞」 10月8日号で)

〈プロフィール〉
 1961年東京生まれ。85年司法試験合格。86年早稲田大学法学部卒業。88年に弁護士登録して、さくら共同法律事務所に入所し、94年より経営弁護士。第二東京弁護士会所属。現在、約170社(うちネットワークビジネス企業約90社)の企業・団体の顧問弁護士を務める。会社法などの一般的な法分野に加え、特定商取引法・割賦販売法・景品等表示法・知的財産法を専門分野とし、業界団体である全国直販流通協会の顧問を務める。著書に「Q&A連鎖販売取引の法律実務」(中央経済社)などがある。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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