【ナカの”ヒト”】 〈かるなぁ 余語啓一専務取締役〉/菜食に反発し、病を患った過去(2022年5月19日号)

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余語啓一専務取締役

余語啓一専務取締役

 ビーガン食品の製造販売を行う、かるなぁ(本社愛知県、岩原正起社長)の余語啓一専務取締役は、菜食の家庭で育った。
 学校の給食でしか肉や魚を口にしたことがなかったという小学生の頃、「友人の誕生日会で初めて焼き肉を食べ、自分が菜食の家庭で育っていることに気が付いた」と言う。
 菜食の一家に育ちつつも、中学生になると反抗心もあって、家庭の食事が嫌になり、外食ばかりの生活を送るようになった。特に好きだったのは吉野家の牛丼。ファストフードなどを食べてから帰る生活を、大学生まで続けていたという。しかし、21歳の時、血液の病気を患い、投薬の副作用に苦しみながら治療を続けたが、よくならなかった。「副作用が辛くてある日を境に薬も治療も一切やめた」。それ以来、食事を菜食に切り替えた。

(続きは、「日本ネット経済新聞」5月19日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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