【ナカの”ヒト”】 〈グリラス 川原琢聖PRマネージャー〉/コオロギ作って玄米食べる (2022年4月14日号)

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 川原琢聖氏は、食用コオロギの生産やECなどを行うグリラス(本社徳島県、渡邉崇人)でPRマネージャーを務めている。同社では、食材ロスを飼料として活用し食用コオロギの生産を行っている。事業として食品ロスを減らす取り組みを続けてきた結果、川原氏の私生活にも変化が生じた。玄米を食べ始めたという。
 川原氏の自宅での食事は現在、玄米が中心になっている。「母方の実家が秋田なので、あきたこまちを送ってもらっている。今までは、自宅で精米していたが、米ぬかを捨てていることがもったいないと感じるようになった」と話す。
 「会社に入るまでは、米ぬかを捨てることに違和感はなかった。事業として食品ロスの問題に取り組んだからこそ、もったいないと感じるようになったのだと思う」と言う。
 玄米を最初に食べたときは、硬さに違和感を覚えたというが、今ではおいしく食べているという。「もう自宅では、全て玄米になってきている。カレーやチャーハンも玄米で作る。どんな料理が玄米に合うかを考えるのも楽しみの一つになっている」と話す。
 川原氏は、「『健康』と『環境』はリンクすることが多い」とも言う。体に良い玄米を食べることは、食品ロスの削減にもつながるというのだ。同社の食用コオロギの取り組みについても同じことがいえるという。

(続きは、「日本ネット経済新聞」4月14日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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