【ナカの”ヒト”】 〈ニコリオ 中上元弘社長〉/「商売の半分は商品で決まる」 (2022年4月21日号)

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中上元弘社長

 サプリメントや化粧品のECを展開するニコリオ(本社東京都)の中上元弘社長は、3人の男の子を育てるイクメンだ。休日は、積極的に子どもたちをザリガニ釣りや潮干狩りなどに連れて行き、さまざまなことを体験させているという。中上社長が、子供たちに実体験を通して伝えたいのは、”想像力”の大切さだという。中上社長が商品開発において大切にしている「商売の半分は商品で決まる」という考え方の根底にも”想像力”があるという。
 中上社長は休日、子どもを、体験できるイベントに連れて行くようにしている。スマホのイベントマッチングアプリなどを使って、体験型のイベントを探すのが休日の常だ。動物好きの、7歳と5歳の男の子は、カブトムシやザリガニに積極的に触りに行くという。
 中上社長が”体験”に重きを置くのには理由がある。子供たちに、いろんな”体験”を通じて、「世の中にはいろんな考えの人がいる」ということを知ってほしいのだという。「自分の知っている世界だけで満足するのではなく、広い視野を持ってもらいたい」と話す。
 中上社長はこれまで、さまざまな、サプリメントや化粧品の開発に携わってきた。中上社長が商品開発をする上で重要だと考えるのが、「お客さまを想像すること」だという。いろいろな人の、想いやニーズを想像し、商品のニーズにはどういった背景があるのかを理解する必要があるという。
 例えば、40代女性向けのサプリを開発する場合、同年代の身近な人の意見を聞くこともある。消費行動から、ニーズや購買行動を”想像”することも少なくないという。
 こうして、人の想いを想像する中で、「商売の半分は商品で決まる」という考えに至ったという。
 中上社長は「子どもたちには、いろいろな考えを受け入れるようになってほしい。自分の考えに合わないものを拒絶するのではなく、そう考える背景には何があるのか考える人になってほしい」と話している。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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