【ヒットの予感】防災士監修 <「救急セット2点」> 防災・救急統合で災害対策を強化 (2026年8月27日号)

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防災士×衛生材料メーカー監修 防災救急セット 20人用

防災士×衛生材料メーカー監修 防災救急セット 20人用

 アスクルは8月5日、防災と救急の備蓄をまとめた20人用防災救急セットと、紙製パッケージで管理性と価格を抑えた救急セットの2点を発売した。災害対策の必要性が高まる中、今年4月に介護事業所でBCPの策定が義務化され、備蓄の見直しが進む状況に対応した。
 20人用防災救急セットは、防災士と老舗衛生材料メーカーが監修し、抗菌消臭剤や虫刺され対応のポイズンリムーバー、高齢者搬送向けの担架など、避難所で求められる品目をまとめた。冷却シートやカイロなど季節を問わず使える品目もそろえ、鍵付きの耐火・耐水アルミケースを採用した。価格は税込2万3800円。
 紙製パッケージの救急セットは、プラスチック価格高騰を受けて紙製ケースを採用した。薄型で棚やロッカーに収まりやすく、四面印刷で管理性を高めた。使い切った後は内容物のみ補充でき、事業所や店舗、オフィスなど幅広い現場で使いやすい。価格は税込2780円。
 2点とも「何を備えればよいか分からない」という声に応え、必要品目を過不足なくまとめた点が特徴だ。防災と救急を別々に揃える負担を減らし、管理の手間を軽くすることを重視した。
 「防災や救急の備えは、そろえるだけでなく、いざという時に確実に使える状態にしておくことが重要だ。災害の多様化や気候変動の影響で、必要となる備蓄の内容は年々変化している。現場では”何をどこまで備えればよいか分からない”という声も多く、そうした課題に応えるためにも、実際の現場で求められるニーズや顧客の声を踏まえ、今回のセットではそれらに沿った品目選定を行った」(リテール商品本部プロメディカル・坪井康斗氏)と話した。
 今後は個人向け防災セットや熱中症対策、女性向けの備蓄セットなど、用途に応じたラインアップの拡充にも力を入れるという。
 「備蓄のハードルを下げ、誰でも必要なものを適切に備えられる環境をつくることが、結果的に多くの現場での安全確保につながる。より多様なニーズに応えられる商品づくりを進めたい」(同)と展望を語った。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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