【ヒットの予感】 <乳酸菌素材「高濃度FEMCARE 8MIX」> 厳選された8種類の乳酸菌(2025年10月2日号)

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※乳酸菌のイメージ

※乳酸菌のイメージ

 各種商品の輸出入・販売を行うセティ(本社東京都、ギヨーム・カルー社長)は、女性特有の健康課題のケアにつながる、8種類の乳酸菌の複合素材「高濃度FEMCARE 8MIX(フェムケアエイトミックス)」の本格提供を、9月末から開始する。厳選された8種類の乳酸菌はいずれも、妊婦の膣内フローラから高頻度で検出されたものだ。上位8菌種を選定したという。フェムケア・フェムテック製品のニーズは年々高まっており、乳酸菌サプリの新たな付加価値となりそうだ。
 8種類の乳酸菌は、「クリスパタス菌」「ガセリ菌」「ジェンセニイ菌」「ラムノーサス菌」「ファーメンタム菌」「ロイテリー菌」「カゼイ菌」「パラカゼイ菌」─の8種類となっている。「クリスパタス菌」と「ジェンセニイ菌」の2種類は、膣由来の乳酸菌となっている。
 同社はこれまでも、膣由来の乳酸菌素材である「クリスパタス菌」の提供を行ってきた。このほど、8種類をまとめて、「高濃度フェムケア8ミックス」として商標を取得したという。これまでよりもさらに、「フェムケア素材」であることがイメージしやすくなったとしている。
 女性の膣内フローラを構成するさまざまな種類の細菌は、完璧なバランスを保っており、多少バランスが崩れても、自己調整することができるという。ただ、バランスが崩れすぎると、細菌性膣炎などの婦人科疾患につながる可能性があるそうだ。
 「高濃度フェムケア8ミックス」を配合した食品を摂取することにより、女性の膣内フローラのバランスを保つサポートが期待できるとしている。
 「高濃度フェムケア8ミックス」では、膣内フローラで見つかる割合を元に菌数を設定している。「クリスパタス菌」「ガセリ菌」「ジェンセニイ菌」「ラムノーサス菌」は1グラム当たり100億CFU(コロニーフォーミングユニット)、そのほかは同50億CFUとなっている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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