【ヒットの予感】 昨年は販売2万枚の人気 <「現役ママが考えたリュック用冷感パッド」> 機能と新色加え、今季も強化(2025年5月29日号)

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リュックやランドセルを背負う背中にフィット

リュックやランドセルを背負う背中にフィット

 家具やインテリアのEC事業を手掛けるタンスのゲン(本社福岡県、橋爪裕和社長)が昨年夏から販売している「現役ママが考えたリュック用冷感パッド」が人気だ。
 テレビなどのメディアで取り上げられ、昨年の販売実績は2万枚を記録した。「今年は2万枚を超えるつもりで販売を強化する」(中村祐介部長)と意気込む。
 今シーズンの販売はすでに開始しているが、近日中にリニューアル商品としてメディアに情報を公開する予定だ。
 リュック用冷感パットは、28度以下で自然に凍結する冷却素材を使用。宇宙飛行士を急激な温度変化から守るために開発された素材「PCM(相変化材料)」を用いている。リュックやランドセルを背負う背中にフィットするように独自の構造で開発した。
 背中にたまる汗や熱気の軽減に寄与し、小学生から大人まで使える熱中症対策品として展開している。冷却持続時間は60~90分間(外気温度が28~35度の場合)とし、凍傷の心配はないという。
 軽さにこだわり、従量を200グラムに抑えた。繰り返して何度も使えるようにし、冷蔵庫などに10―15分程度放置しておくだけで新たに使える。
 昨年の商品よりも取り付けやすくし、カラーバリエーションを2色追加した。新色はスモーキーピンクとブラックを追加し計5色。販売価格は税込3333円。

「現役ママが考えたリュック用冷感パッド」

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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