【ヒットの予感】 簡単に緩衝材が作れる〈「エアフィット」〉/家庭でも必要な分だけ作れる

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必要な分の緩衝材が作れる、エアクッションメーカー「エアフィット」

必要な分の緩衝材が作れる、エアクッションメーカー「エアフィット」

 文具メーカーのキングジム(本社東京都、宮本彰社長、(電)0120―79―8107)は12月6日に、必要な分の緩衝材が作れる、エアクッションメーカー「エアフィット」を発売する。
 オフィスや家庭でも緩衝材(エアクッション)が作れる緩衝材の製造機。緩衝材となる専用のフィルムを機械にセットする。専用のフィルムには、ミシン目が入っており、梱包する箱のサイズに合わせて、ちぎって使用することができる。素手でちぎれるため、はさみやカッターなどが不要。安全に作業も行える。
 従来の緩衝材は、サイズも大きく、保管するための場所を確保する必要があった。「エアフィット」は、緩衝材の保管スペースを必要とせず、本体をコンパクトに仕上げた。エアクッションは、空気を抜くだけで小さくなり、使用後の処理も簡単に行える。
 専用のフィルムは、梱包の詰め物に適したピロータイプと、割れ物や精密機器などが包めるバブルタイプの2種類がある。
 開発本部・吉永英東氏は「CtoCマーケットの台頭がまず一つ。また社内で緩衝材を使っていた人のニーズを捉えて商品開発に至った」と言う。
 本体価格は税別9万円。専用フィルムは、ピロータイプが税別7000円。バブルタイプが税別9200円。

省スペースで保管可能

フィルムは手でちぎれる

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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