【ヒットの予感】 累計14万足を販売の矯正インソール〈「フォームソティックス」〉/使用者の足になじむ設計(2022年6月30日号)

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ニュージーランド製の矯正インソール(中敷き)「formthotics(フォームソティックス)」

ニュージーランド製の矯正インソール(中敷き)「formthotics(フォームソティックス)」

 フットメディカル(本社東京都、弘中健太郎社長、(電)03―6555―2740)は、EC展開しているニュージーランド製の矯正インソール(中敷き)「formthotics(フォームソティックス)」の販売が好調だ。16年から販売を始め、販売数は累計で14万足に達した。
 フォームソティックスは医療用から派生して開発されたインソール。足病学の先進国といわれるニュージーランドで知見をもとに開発された。すでに、ニュージーランドや豪州では、矯正インソールのトップシェアを獲得しているといい、足や腰に痛みを持つ高齢者からアスリートまで幅広く支持を集めている。
 使うことで使用者の足の形に馴染んでいく特徴を持つ。重量19グラムという軽量もセールスポイントの一つとしている。
 日本ではアマゾンだけで販売展開している。これまで積極的なPRやSNS活用はしてこなかったが、販売数が伸びてリピーターが増えていることから、「これからPRやSNSの発信を強化する。たくさんの人に体感してもらいたい」(弘中社長)。
 商品のラインナップは、スポーツ用とメディカルの二つ。スポーツ用は一般消費者向け、メディカルは整骨院や病院などに販売しており、「医療施設などへの販売は好調」(同)と言い、法人向けの販促を強化していく考えだ。
 販売価格は税込5900円から。

足病学の先進国といわれるニュージーランドで知見をもとに開発された矯正インソール

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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