【ヒットの予感】 滑らかな喉ごしを実現<「ハイブリッドプロテイン」> ホエイ不足危機を契機に新潮流生む(2026年6月4日号)

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チョコレート風味

チョコレート風味

 フィットネスブランド「VALX(バルクス)」を展開するVALXは5月28日、「VALX HYBRID PROTEIN(ハイブリッドプロテイン)」を発売した。世界的なホエイ(乳清)原料の高騰という業界全体の危機を逆手に取り、ホエイとソイ(大豆)を融合させた「第3の選択肢」を提示している。
 同商品は、吸収の速いホエイと、持続性の高いソイをミックスしたことにより、双方の栄養学的メリットを最大化した。さらに、特許出願中の「ミルキー・リッチ製法」を採用している。
 従来のソイプロテインにありがちだった大豆臭さやザラつきを克服し、濃厚なコクと滑らかな喉ごしを実現している。
 一食に必要なビタミン群なども同時に補給できるため、ユーザーの満足度は高いとしている。
 同商品は、消費者の「継続の危機」という切実なニーズに合致している。現在、米国やアジア圏での需要爆発により、ホエイ原料は高騰を続けている。毎日飲むプロテインの価格は、一般消費者の家計を圧迫している。
 同商品は、自社ECサイトで1キログラムあたり税込4380円となっており、同社のホエイ単体商品よりも1500円以上も手頃だ。
 同社のCFSO(ファン戦略責任者)である林果穂氏は、この変化をコロナ禍における「リモートワーク」の普及に例えている。社会的なネガティブ要因を契機に生まれた新しい仕組みが、その合理性ゆえに事後も定着したように、本商品も「ホエイの価格が下がっても選ばれ続ける存在」を目指すという。
 これまでの「なんとなくホエイ一択」という消費者の思考停止に疑問を投げかけ、自発的な選択を促す試みだという。物価高に悩む現代人の健康習慣を支える商品として開発したそうだ。
 プロテイン市場の勢力図を塗り替える商品となる可能性を秘めている。
 味はチョコレート風味とカフェオレ風味の2種類となっている。実店舗などへの卸販売も計画している。

ハイブリッドプロテインのカフェオレ風味

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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