【ヒットの秘密】 累計400万台の人気調理器 <「レンジメート」シリーズ> 「面倒くさい」の声に応える(2023年7月20日号)

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22年にリニューアルした「レンジメートPro」

22年にリニューアルした「レンジメートPro」

 生活雑貨を製造販売するMUK(本社東京都、山本吉郎社長、(電)03―6809―2455)が販売する「レンジメート」シリーズが好調だ。05年の発売から累計400万台を販売したロングセラー商品で、テレビ通販を中心に売り上げを伸ばしている。海外のテレビ通販番組でも取り上げられ、国内外の需要を捉える。
 22年にはリニューアルした「レンジメートPro」を発売した。
 レンジ調理で焼き目を付けることができる点が特徴だ。「特許技術のセラミックを使っている。レンジから出るマイクロ波を吸収しながら焼くため、フライパンで焼いたように仕上がる」(商品企画担当者)と言う。
 ポイントは、調理器にセットで付属しているふた。食材に直接マイクロ波が当たるのを防ぎ、食材から余計な水分が漏れ出ないようにしている。これにより、食材への加熱はプレート部分に集中し、焼き目が付くという仕組みだ。
 「魚の場合、皮はパリッと、身はジューシーに仕上がる。レンジ調理のため、他の調理作業をしながら、本格的な焼く調理をできるのが強みだ」(同)としている。
 22年にリニューアルした「レンジメートPro」は、加熱温度を上げることに成功。より強い加熱で調理できるようになったほか、時短にもなる。焼く以外の用途も幅広くなり、「炒める」「煮る」「蒸す」など、六つの調理工程に対応した。
 料理をする人の「面倒くさい」に応えた商品だ。「キッチンやグリルが油で汚れて掃除が面倒、時短はしたいがレンジ調理はおいしくないといった声が多かった。そうしたユーザーの悩みを解決する商品になっている」(同)と話している。
 猛暑が続く夏の時期にも活躍するという。「レンジに入れて調理するだけなので、火の熱気で暑くならない。夏場でも快適に調理できるのも、ユーザーにとっては好印象となった」(同)。
 プレート本体とふた、レシピブックのセット。価格は税込1万2650円。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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