【ヒットの秘密】 高濃度酸素サーバー〈「CFOC-Hg Special Version」〉/半年で4000台売れた機器を刷新

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高濃度酸素サーバー

 医療機器などを販売するプラスプ(本社東京都、横山充洋社長、(電)03―3518―9420)は22年12月5日、高濃度酸素サーバー「shenpix CFOC-Hg Special Version(シェンペクス シーエフオーシー エイチジ― スペシャルバージョン)」を発売した。同商品は、毎分5リットルの流量に対して90%前後の高濃度酸素を生成できる。生成した酸素は専用のマスクから吸引する。
 同商品のリニューアル前の機種は、コロナ禍対策のニーズとマッチし、半年で4000台以上が売れた。エステサロンなど、100社以上が販売代理店として契約しているという。
 同商品の最大の特徴は、流量が多くても酸素生成能力があまり低下せずに安定していることだとしている。一般流通している酸素濃縮器は、流量を毎分5リットルに設定すると、酸素濃度が30~40%まで落ちてしまうことが多いという。毎分5リットルでも、90%前後の高い濃度の酸素を生成できる点が大きな特徴だとしている。
 同社によると、健康維持においては、全身の細胞に酸素を十分に行きわたらせることが、「基本中の基本」になるという。同商品を、1日10~90分程度使用して酸素を吸引すると、さまざまな感染症対策につながり、健康維持に大きく役立つとしている。酸素を吸引すると、一般的に、疲労回復や眠気覚ましにも役立つといわれている。
 同商品の前の機種は、半年で4000台以上が売れたという。現在でも、ECサイトで月間20台前後のペースで売れているとしている。
 ヒットのきっかけは、新型コロナウイルス感染症に対する政府の発言だという。コロナに感染すると、血中の酸素濃度が低下する。
 これについて、22年8月、田村憲久厚生労働大臣(当時)が、記者会見で「比較的症状が軽い方は在宅で療養をお願いしていく。場合によっては、在宅で酸素を吸引していただく」と発言。発言が大きく報道された。このことをきっかけに、同社の販売サイトへのアクセスが急増したという。
 同商品の価格は税込48万6200円。現在、訪販やサロンなどの代理店を募集している。

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