【ヒットの秘密】<膣内フローラを整える> 乳酸菌「UREX」/「膣内環境改善」でエビデンス多数(2023年6月15日号)

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「UREX」を配合したTENGAヘルスケアのサプリメント

 大手化学メーカーの帝人が提供している乳酸菌素材「UREX(ユーレックス)」は、女性の膣内環境を改善する機能を有している。同素材については、30報以上のエビデンスがあるという。同素材を使った、複数の機能性表示食品の届け出も受理されている。「フェムテック」関連製品のブームとともに、同素材の提供実績は、右肩上がりで伸びているという。
 帝人が提供する「UREX」は、女性の膣内フローラを整える機能がある二つの乳酸菌の総称だ。
 帝人によると、一般的に、女性の膣内は、善玉菌と悪玉菌が混在している状態で、悪玉菌の数が多くなると、おりものの色が変わったり、どろどろになったり、刺激臭がするようになる人が多いという。膣内の悪玉菌の増加は、免疫力の低下が原因とされている。悪玉菌の多い状態が続くと、細菌性膣症のリスクが高まるケースもあるとしている。
 乳酸菌「UREX」を使用すると、女性の膣内フローラの乱れた状態が改善されたというエビデンスがあるという。ある臨床試験では、女性を対象に、60日間継続摂取させたところ、「UREX」摂取群では、「UREX」を摂取しなかった群に比べて、膣内フローラが乱れた人の数が減少したとしている。
 「UREX」についてはこれまで、セクシャルウェルネスブランドのTENGAヘルスケア(本社東京都)をはじめとした、五つのメーカーに、機能性表示食品の関与成分素材として提供してきた実績があるという。表示する機能性は、「膣内環境を良好にし、膣内の調子を整える機能が報告されています」となっている。
 帝人では今後、産婦人科の医師などに向けて、「UREX」と膣内環境の関係についての情報を広めていきたいとしている。「まずは、膣内フローラを正常化する食品素材があるということを、医学界に広めていきたい。エビデンスもあり、安心・安全な素材であることをPRしていきたい」(ビオリエ事業部の山田克樹氏)と話している。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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