【ヒットの秘密】 販売3年で400万個超〈機能性表示食品「onaka(オナカ)」〉/中国向け越境EC好調

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マーケティング部PR担当アシスタントマネージャー・小西光氏

 健康食品通販を手掛けるピルボックスジャパン(本社東京都、栖原徹社長)は、機能性表示食品「onaka(オナカ)」が中国向け越境ECで好調な売り上げを記録している。16年9月に販売開始し、19年8月時点の累計販売数は約400万個に上る。現在も月に10万個以上を販売している。
 「オナカ」の関与成分は葛の花由来イソフラボン。「肥満気味な方の、体重やお腹の脂肪(内臓脂肪と皮下脂肪)やウエスト周囲径を減らすのを助ける機能があることが報告されています」などと表記している。
 「オナカ」は、中国版インフルエンサーを意味するKOL(キーオピニオンリーダー)が注目したことをきっかけに話題に。「もともとは日本国内向けに販売していたが、中国からの反応が良かった」(マーケティング部PR担当アシスタントマネージャー・小西光氏)と説明する。
 葛の花由来の成分を使用していることから、中国人との親和性が高かった。葛の花は中国人に長らく、お茶の葉として親しまれているという。
 越境ECモールでの販売は、「RED(小紅書)」が中心。「天猫国際(Tモールグローバル)」「タオバオ」などでも出店展開している。
 2月からは同じく機能性表示食品の「Lovet(ラヴェット)」を販売しており、「オナカ」と同じようなヒットを狙って訴求に力を入れている。「ラヴェット」の19年8月時点の累計販売数は約50万個。現在はトライアルキャンペーンを実施しており、「オナカ」を複数購入した顧客に特典として商品を贈呈している。
 越境ECの施策としては現在、中国では最大級規模といわれるセール「ダブルイレブン(独身の日」に商品の需要が高まることを見越して、動画配信による販促にも力を入れている。
 動画配信には、「WeChat(ウィーチャット)」や微博(ウェイボー)、動画配信の「TikTok」といった、中国で普及しているSNSを利用している。

機能性表示食品「onaka(オナカ)」

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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