【ヒットの秘密】シリーズ累計139万台に <「ネッククーラーLite」> あえて有線、軽量で安心設計に(2026年6月18日号)

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首元は軽くコンパクトに

首元は軽くコンパクトに

 生活家電のサンコー(本社東京都、荒井太智社長)が4月20日に発売した「ネッククーラーLite」の評判が高まっている。
 ネッククーラーは2015年に発売し、暑さの危険性が広まった20年に販売数を大きく伸ばした。顧客の声を反映しながらモデルチェンジを重ね、「サンコーと言えばネッククーラー」と言われている。男性を中心にユーザーが広まり、毎年購入して違いをレビューする投稿者もいるという。26年2月までのシリーズ累計販売数は139万台を突破している。
 新商品は本体にバッテリーを内蔵せず、ケーブルでモバイルバッテリーに接続して使用する。ケーブルレスのウェアラブル製品が主流の中、あえて有線で設計した。
 首元が軽くなり、バッテリーの重さで後ろにずれることがなくなり、装着感が向上した。本体の重さは140グラム。1万ミリアンペアアワーのモバイルバッテリー使用時、「強モード」で約3時間半稼働する。
 冷却性能を高めて長時間使用できるようにするには、多くの動力を要するため、バッテリーが大きくなってしまう。25年に発売したケーブルレスの軽量モデル「ネッククーラーポケット」は、比較的小さなバッテリーを内蔵し、「強モード」で約1時間半稼働する。軽さで主婦層などにも利用が広まったが、炎天下では冷却力や稼働時間が物足りないという声もあった。
 これを受けて有線接続に回帰した。有線接続にすることで、モバイルバッテリーの発火事故に対する不安も取り除いた。
 ケーブルの取り回しが複雑にならないように、真後ろからまっすぐケーブルが下りるようにした。目立たないように服の中にケーブルを通して使える。長さ1・2メートルのType―Cケーブルを付属する。
 小型冷蔵庫にも使用される、ペルチェ冷却方式を採用した。スイッチを入れると2秒で冷却プレートが冷たくなり始める。冷却プレートの温度は、環境温度より最大マイナス17度になる。
 販売価格は税込5980円。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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