【ヒットの秘密】 日本酒カクテルの素〈「ぽんしゅグリア」〉/累計販売本数は50万本超 (2022年3月10日号)

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日本酒カクテルの素「ぽんしゅグリア」

 新潟県で日本酒関連事業を展開するFARM8(本社新潟県、樺沢敦代表、(電)0258-94-5518)が企画・開発・製造を行う、日本酒カクテルの素「ぽんしゅグリア」は、累計販売50万本を突破したヒット商品だ。卸供給にも対応している。
 同商品は16年に、「自宅で日本酒カクテルを作れるキット」として発売した。国産ドライフルーツやハッカ糖などが入ったカップとして販売されており、購入した顧客が、自ら用意した日本酒を注ぐことで、好みのカクテルを作ることができる。
 カップに紅茶やソーダといった酒以外の飲料を注ぎ、ノンアルコールドリンクとして楽しむこともできるという。「おうち需要」の高まりの中、アルコールが苦手な人や子どもでも楽しめる商品としても選ばれているそうだ。
 同商品の累計販売本数は、21年11月時点で50万本を突破した。
 ツイッターでは、「『ぽんしゅグリア』でカクテルを作ると、アルコール度数を忘れてしまうほど、日本酒が飲みやすくなり過ぎる『危ない装置』」として話題になっているそうだ。
 「ぽんしゅグリア」は、「日本酒の若者への普及と、未利用の果物の利活用を目的に商品開発した」(同社)と言う。
 若者からの支持が高く、同社によると、「日本酒に抵抗感があったという若者からも好評だ」と言う。「20年10月から21年9月の1年間の購入者のうち、64%が20代。24%が30代だった」としている。
 ギフトとして贈られることも多いそうだ。さまざまな味がセットになった商品もよく売れているという。
 メーカー希望小売価格は、1本480円(税込)で、卸供給にも対応している。
 卸先の通販サイトなどでは、酒類などの自社商品とセットで販売されるケースもあるという。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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