【ヒットの秘密】”推し”と夢でも一緒を叶える枕カバー<「夢でもいっしょ!すやすやみまもり枕カバー」> 2週間程度で完売するカラーも(2026年3月19日号)

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「夢でもいっしょ!すやすやみまもり枕カバー」

「夢でもいっしょ!すやすやみまもり枕カバー」

 ニッセン(本社京都府、羽渕淳社長)は25年11月、ぬいぐるみを装着できる枕カバー「夢でもいっしょ!すやすやみまもり枕カバー」を発売した。その後の状況について、マネージャーの高田真知子氏は、「初回生産分は2週間程度で完売するカラーもあり、追加生産するほど好調だ」と話す。
 ニッセンは24年10月、「推し活を応援するアイテムを作りたい」という思いから開発した「推し活ジャケット」がSNS上で話題を呼んだ。公式Xでの投稿は表示回数500万回超、1万6000件以上の「いいね」を獲得した。このヒットに手応えを感じ、25年7月に、「推し活ワゴン」を発売した。
 「自宅での推し活時間をより快適に楽しむことを目指して開発したが、今回の『推し活枕カバー』もこのテーマの元、開発した商品。『推し活』の一環としてお気に入りのぬいぐるみを持ち歩いたり、一緒に写真を撮ったりする”ぬい活”が広がりを見せているが、自宅でもお気に入りの”ぬい”を飾ったり、日常生活をともに楽しむ人や、推し活に限らず、ぬいぐるみが好きで一緒に眠ったりする人もいる。こうした世の中のニーズを受け、就寝中でもぬいぐるみと一緒に過ごせる新しい寝具として、本商品の企画・開発を開始した」(高田マネージャー)と経緯を語る。
 商品の特徴は、推しのぬいぐるみと一緒に寝れること。ぬいぐるみを就寝中もそばに感じられるよう、二重フリル構造のシュシュ仕様で固定するようにしている。大きいぬいぐるみから小さいものまで、最大10体まで配置することが可能だ。
 商品販売前から販売後にかけて、Xで情報を発信した。過去に推し活関連グッズを購入した顧客にはDMを送付した。
 「想像以上に大バスりしたことで各方面に取り上げていただき、多くの人に知ってもらい、購入につながっている。推し活をしていた開発者が、自分が欲しいと思う商品を”オタク”の立場で作ったこともあり、同じような思いを持つ人に響く自信があった」(同)と話す。
 今後も多くの消費者が驚くような商品開発に取り組んでいく。今年3月には、Xでの一般ユーザーとの対話から生まれた「暮らしに溶け込む同人誌ラック」を発売した。
 同商品は「大量の同人誌をすっきり収納したいが、生活感のある部屋にはしたくない」「家族に内緒の特別な本がある」という切実な声に応え開発した。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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