【ヒットの秘密】 ハンズフリー扇風機〈「ダブルファン」〉/来年に向け”性能””使いやすさ”を改善

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む

首に掛けて使用する

 今夏、ヒットした商品の一つが「ハンズフリー扇風機」だ。数年前から手持ち式の「ハンディー扇風機」が若者を中心に人気を集め、その進化系として登場したのが首掛け式の「ハンズフリー扇風機」だった。
 雑貨の製造・販売を行うスパイス(本社愛知県、今井修社長)は今年2月、ハンズフリー扇風機「ダブルファン」の販売を開始した。韓国メーカーから国内販売のライセンスを取得し、日本仕様に変更して発売した。ハンズフリー扇風機はさまざまなメーカーが販売しているが、「ダブルファン」がヒットの火付け役といえる。
 「『ハンディー扇風機』の人気が土台となり、『ダブルファン』も注目を集めた。首に掛けることで両手が空くため、スマホを操作しながら使える点などが受けた。東急ハンズさんやディノス・セシールさんなど大手小売店で販売してらったことでメディアからの注目も高まった」(販売課・川出幸一氏)と振り返る。
 スパイスではすでに来年向けの新商品の開発に着手している。来年はオリンピック・パラリンピックがあり、暑さ対策のニーズはさらに高まりそうだ。
 「今年、他社からアロマが香るものやLEDで光るものが発売していたが、当社は利用者さまからいただいた声をもとに、基本的な性能の向上や使いやすさを追求した新バージョンを提供したいと思っている」(同)と話す。
 具体的には髪の毛が巻き込まれないようなカバーを装着したり、充電用ケーブルの差込口を上下どちらでも接続できるようにしたりする予定だ。バッテリーの素材を変更し、安全面にも考慮する。
 デザイン性をさらに高め、カラーバリエーションも増やす計画だ。乾電池式でより安全に利用できる子ども用も開発するという。
 「今年も広島東洋カープさまのカラーに合わせて開発した独自モデルを提供したが、来年は別注の依頼がさらに増えそうだ」(同)と話す。

10色をラインアップ

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

ヒットの秘密 連載記事
List

Page Topへ