【ヒットの秘密】 次世代抗菌スプレー〈「keskin(ケスキン)」〉/2月の売り上げは通常の10倍

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抗菌コーティングスプレー「keskin(ケスキン)」

 ヘルスケア商品を手掛けるTWO(トゥー、本社東京都、東義和CEO)が販売する、抗菌スプレー「keskin(ケスキン)」の売り上げが伸びている。新型コロナウイルスの感染拡大による予防商品への需要拡大もあり、2月度の売り上げは通常の10倍に及んだという。
 「ケスキン」は光触媒技術を活用した次世代型抗菌スプレー。ドアノブや手すりなど不特定多数が触れる箇所に吹きかけて使用する。光を当てることで除菌・抗菌効果を発揮するバリア層で対象をコーティングし、ウイルス感染のリスクを軽減する。
 「一般的な抗菌剤と異なり、光触媒によって菌を水と二酸化炭素に分解することで、新たにウイルスや菌が生まれるのも防ぐ」(ケスキン事業部・城生光城氏)と言う。
 光が当たらない夜間は銀イオンの抗菌効果で菌の増殖を抑える。「日中は菌をつぶし、夜は菌を増やさないという二段構えで、24時間効果を発揮する」(同)のも強みだ。
 価格は2980円(税抜)。日常生活では6カ月間コーティング効果が持続するという。「一般的な除菌・抗菌剤より高価だが、持続性を考えるとかなり低コスト」(同)と言う。
 今までは、介護施設や建築現場といったBtoBでの販売がほとんどだった。だが、ウイルス感染予防への関心増加もあり、最近は個人からの問い合わせが急増している。「2月は問い合わせが20倍。売り上げが10倍に伸びた」(カスタマーエンゲージメント マネージャー・鈴木匡嘉氏)と語る。
 3月4日には、需要の拡大と商品の欠品が続いたことを受け、緊急増産と出荷再開を発表した。今後はプロモーションも強化し、販売先を増やしていく。

ケスキン事業部の城生光城氏

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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