【ヒットの秘密】 リピート率94%のロングヒット<「ドモホルンリンクル」> 5年ぶりリニューアル/6割が10年以上愛用(2026年1月22日号)

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発表会に登壇した、熊本大学の尾池雄一教授

発表会に登壇した、熊本大学の尾池雄一教授

 再春館製薬所(本社熊本県、西川正明社長)は1月7日、主力製品である「ドモホルンリンクル」の「基本4点」をリニューアルした。50周年企画の集大成だという。「肌のアクティブさ」を呼び覚ます新技術を採用。「効果とサステナビリティーを両立する原料」の配合により、さらに進化を遂げたとしている。もともとリピート率が94%と極めて高い同製品だけに、リニューアル後は勢いに拍車がかかりそうだ。
 「ドモホルンリンクル」は1974年に誕生した。同社の顧客のうち63%が、10年以上継続的に利用しているという。リピート率は94%(1年間の累計購入回数3回以上)と、熱心なファンに支持されている。
 同ブランドは8点ワンラインにこだわり、「準備3点」「基本4点」「日中ケア1点」の構成で展開してきた。
 再春館製薬所は約2年間に渡って、周年企画「ドモホルンリンクル50周年 THANKS PROJECT」を多数展開してきた。その最終幕を飾る集大成として、リニューアルを行ったという。
 今回5年ぶりの大型リニューアルとなった。「基本4点」は、(1)保湿液(2)美活肌エキス(3)クリーム20(4)保護乳液─で構成されている。
 発売に先駆け、25年12月16日にはリニューアル発表会を開催した。
 発表会の冒頭には、熊本大学医学部長と同大学大学院の生命科学研究部長を兼務する尾池雄一教授が登壇し、ミトコンドリア研究に関して特別講義を行った。同社は08年から熊本大学との共同研究講座を設置し、産学連携による新規性の高い研究と発見を目指してきた。
 続いて、再春館製薬所研究開発部の大和翔吾氏、今吉裕隆氏、柴原里奈氏が登壇し、研究の成果を活用したリニューアルのポイントについて説明した。
 漢方発想の延長線上にある、「人体に備わる力」とされているタンパク質の研究の最新知見を生かし、同ブランドの「肌体力」設計を新境地へと押し上げたとしている。
 その応用として「肌のアクティブさ」を呼び覚ます新技術「アクティブコアリブート技術」を搭載しているという。漢方理念をより際立たせた「効果とサステナビリティーを両立する原料」の配合で、飛躍的な進化を遂げているそうだ。
 価格は、(1)保湿液(税込5500円)(2)美活肌エキス(同1万1000円)(3)クリーム20(同1万4300円)(4)保護乳液(同5500円)─としている。
 ロングセラーブランド「ドモホルンリンクル」は、数年に一度、大型リニューアルを行うという。「”進化”と”深化”」を繰り返し、その時代にできることのベストを追求してきたとしている。今回のリニューアルは、50年間の知見の集大成と言えそうだ。

リニューアルした「基本4点」

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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