【人】 <コーカス 緒方教介代表取締役社長> 路上販売から年商10億円を築くまで(2024年2月1日号)

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 沖縄の植物や果物をベースにスキンケアブランドを展開するコーカス(本社沖縄県)の緒方教介社長は、6年間で売り上げを10億円まで成長させた。99年に沖縄へ移住し、国際通りで手作りの商品を路上販売していた。目の前を通る人がどのようにしたら立ち止まってもらえるかを試行錯誤し、立ち止まった人には会話を広げ、販売につなげていた。
 緒方社長は、生活するための資金を稼ぐ、勝負のような日々が好きだったという。雨の日は、近隣店舗の人から「軒先を使っていいよ」などと温かい言葉をかけてもらった。「喜ばせたい」という気持ちが商売の基本だと感じていた。
 02年、縁がありコールセンターの子会社の社長となった。その後、9年間勤め、退任後の11年にコールセンター事業を行うコーカスを立ち上げた。
 ある時、

(続きは、「日本流通産業新聞」2月1日号で)

<プロフィール>
 首里石鹸ブランド事業、コールセンター事業、首里空保育園運営を行う。九州産業大学を卒業後、99年に沖縄に移住。国際通りで「道売り」などの経験を経て、11年にコーカスを設立。16年に首里石鹸事業を開始。「世界のための沖縄になろう。」というビジョンを掲げ、世界で活躍できるブランド作り、人作りに力を入れている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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