【人】 〈「GINZA」元編集長 中島敏子氏〉/楽天に「ファッションのレベルアップ」を期待

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 ファッション&カルチャー誌「GINZA(ギンザ)」元編集長の中島敏子氏は、楽天が10月に刷新したファッションECサイト「Rakuten Fashion(楽天ファッション)」のエグゼクティブ・ファッション・クリエイティブディレクターに就任した。”暴れん坊編集長”として名を馳せた中島氏は、「楽天ファッション」に、「ファッションのレベルを一段上げることができるかもしれない」と期待を述べた。
 楽天が中島氏の就任を発表した会見は、甚大な被害をもたらした台風一過から間もない10月15日に開催された。中島氏は東日本大震災の際に改めてファッションの持つ力に気付かされたという。
 「日本がどうなるかというときにファッション誌に何ができるのかを考えていた。そんなとき、あるファッション業界の方から、震災1週間後くらいに6万円のブーツを買ったお客さんが、『このブーツがあれば明日から頑張って生きていける気がする』と教えてくれたという話を聞いた。このような商品との出会いを作ることがわれわれの仕事だと思った」と振り返る。

(続きは、「日本流通産業新聞」10月17日号で)

〈プロフィール〉
中島敏子(なかじま・としこ)氏
 マガジンハウス社のカルチャー/ライフスタイル誌「BRUTUS(ブルータス)」の編集者、「relax(リラックス)」の副編集長を経て、11年「GINZA(ギンザ)」の編集長に就任。18年、マガジンハウスを退社し、現在はフリーランスとして活動している。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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