【人】 〈マクアケ 中山亮太郎代表取締役社長〉/新たな商流作りに邁進(2022年5月19日号)

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 応援購入サービス「Makuake(マクアケ)」が転換期を迎えている。海外展開やBtoBサービスなど事業領域の拡張を加速。サービスの産みの親でもある中山亮太郎社長が創業時から目指すのは、「Makuake」を軸とした「新たな消費の在り方」の確立だ。
 購入型クラウドファンディング(CF)サイトとして「Makuake」が誕生したのは、13年のことだ。社内ベンチャーとしてサイバーエージェント・クラウドファンディング(現マクアケ)を設立し、同年サービスを開始した。
 「0次流通」という一般流通前の商品を取り扱い、作り手の思いとともに消費者へと届けるサービスの根幹は現在も変わりはない。「創業当初から、大量消費・大量生産の環境では生まれないようなニッチかつディープな商品をいかに誕生させ、より多くの消費者に発信できるかという課題を持ち事業を進めてきた」と振り返るサービス像は、価格や利便性を追求する現在のECの主流とは異なる要素を持つものだ。

(続きは、「日本流通産業新聞」」5月19日号で)

〈プロフィール〉
中山亮太郎(なかやま・りょうたろう)氏
 慶應義塾大学卒業。06年にサイバーエージェント入社。海外勤務を経て13年にマクアケの前進にあたるサイバーエージェント・クラウドファンディングを設立し代表取締役社長に就任。1982年生まれ。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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