【人】 <坂ノ途中 海ノ向こうコーヒー事業部 執行役員 山本博文氏> ”コーヒーの現場”を伝えたい(2025年6月26日号)

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 坂ノ途中(本社京都府、小野邦彦社長)で、海ノ向こうコーヒー事業部執行役員を務める山本博文氏は25年、「コーヒーの教養」という本を書いた。山本氏は、「コーヒー」に関わる仕事に、約20年携わってきたという。そんな中、「これまで培ってきたコーヒーの知見をまとめたい」と考えていたところ、24年5月に出版社から声がかかったのだという。
 「いわゆるコーヒーに関する本は、コーヒーの種類や入れ方などを紹介しているものがほとんどだ。コーヒーの産地や生産現場について書かれた本は、ほとんどない。だからこそ、?コーヒー産地という現場?を伝えられる本を書きたいと考えた」(山本氏)と話す。
 24年7月ごろから執筆を開始し、同8月末に書き終えたのだという。「自分がコーヒーを好きになったとき、何が知りたかったのか。そして、今コーヒーの産地では何が起こっているのか、生態系やサプライチェーンなど、長年現場で携わってきたからこそ書ける内容だと思う」(同)と言う。

(続きは、「日本流通産業新聞 6月26日号で)

<プロフィール>
山本博文氏
 2013年にフィリピンのベンゲット州立大学に留学し、アグロフォレストリー研究所でコーヒー栽培について研究。東ティモールやミャンマーでコーヒー生産向上事業に従事した後、2020年より現職。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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