【人】 〈TAKEO 齋藤健生CEO〉/「営業苦手」なCEOが躍進けん引

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 昆虫食をECなどで販売するTAKEO(本社東京都)は、21年6月期の売上高が前期比70%の増収となるなど急成長を遂げている。同社をけん引するのが、創業者である斎藤健生CEOだ。14年の設立以来、右肩上がりの成長を続ける同社は、8月末、合同会社から株式会社への組織変更を行った。資金調達がしやすい状況を作り、今期は前期比50%の増収を目指すのが狙いだという。齋藤CEOは、昆虫食への参入が急増している今が勝負の分かれ目と感じているようだ。
 宮城県出身の斎藤CEOは、高校卒業と同時に上京した。東京では専門学校に通っていたが、中退し、一時はフリーターだったという。「フリーター時代は、カラオケ屋でアルバイトをしていたが、接客は苦手だった」と話す。接客業なのに、接客が苦手。にも関わらず、店長からの評価は高かったのだという。「やり方を工夫したり、物の配置を変えたり、業務を効率化したいと常に考えていた」と言う。
 「接客が苦手」は今も同じ。齋藤CEOは「昆虫食の商品開発や企画は得意なのだが、営業は苦手」と、現在の悩みについて話す。「やはり自分が苦手なことは、企業としても苦手になってきている。弱点は分かっているからこそ、今後注力していきたい」と話す。

(続きは、「日本流通産業新聞」9月2日号で)

〈プロフィール〉
さいとう・たけお氏
 1985年生まれ、宮城県出身。高校卒業後、専門学校入学とともに上京。専門学校中退後はカラオケ店や飲食店でアルバイトをして過ごし、14年にTAKEOを創業。今期は大好きだった酒とたばこをやめ、勝負の年にかけているという。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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